カラオケ文化と云われ、歌えなければ市民権がないとまでささやかれた30年数年前、長年の演奏歴を活かし「カラオケに生のサックスをかぶせる」と云う手法で以て昭和62年11月歌謡スタジオサックスを中四国最大の繁華街、広島薬研堀の一角に開店しました。

　ブラスバンドの名門天理高校でクラリネットを習得し、アルトサックス 奏者としてプロのビックバンドで培った腕前を披露したところ、カラオケだけでは味わえないまるでプロになったみたいとか、 リッチなカラオケの店　贅沢なカラオケの店と予想以上の賛辞をお客様からいただくことができました。

　当初、幾ら珍しい音作りでも、三年もすれば飽きられるのではと懸念してましたが、カラオケに一本のサックスが入る臨場感は歌人の心を捕らえ続け、気がつけば開店２８周年目を迎えるに至りました。ジャンルを問わず星の数ほども有る楽曲に対しての挑戦はキャリア以外の勇気（？）が要る事もありますが、愛する音楽（唄）をみんなで楽しむ！これ程至福なことはないと思います。

歌う楽しさに、奏でる喜びが上手く一体化したカラオケ専門店！！